うろおぼえ剣豪道場 秘剣X

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「これは、死んだな——————。」

日本の剣術史に名を残す剣豪たちが、あなただけの必殺剣を披露する創作ボードゲーム 。

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前の剣豪へ 「悲しみ」そのものを「悲しみ」であるが故に愛する者や、それ故に得ようとする者は、何処にもいない。慶長年間。岩流。『幻想剣豪』佐々木小次郎(イラスト:忠藤いづる(三日月アルペジオ)) 「悲しみ」そのものを「悲しみ」であるが故に愛する者や、それ故に得ようとする者は、何処にもいない。慶長年間。岩流。『幻想剣豪』佐々木小次郎(イラスト:忠藤いづる(三日月アルペジオ)) 後の剣豪へ

剣豪特技 虚像の剣豪 [条件達成] 有効な★が1つ以下のカードを含む必殺剣を披露すると、門下生3人獲得。

生没年 ?〜1612

愛刀 備前長光(物干竿)

好きなもの 小動物

嫌いなもの 隙間

手向山の山頂に、「岩流」なる人物が宮本武蔵との舟島での決闘の末、敗死したという碑文(小倉碑文)が残されている。 この碑文の記録は後の史書や芸能に様々な脚色を受け「宮本武蔵の生涯最大のライバル・佐々木小次郎」という虚像が生まれた。 冨田勢源の下僕だったとも、その師である鐘巻自斎から印可を得ていたとも言われる。

鐘巻自斎からの印可とされる文書については、吉川英治の小説に出て来る物を元にした偽物と考えられるが、冨田勢源の弟子だったとしても、武蔵と決闘する頃には相当高齢だった筈である。 しかし、「18歳で流派を立てた」と記述されていたのが、誤って「18歳で武蔵と決闘した」と引用されてしまった為、長年若武者のイメージで語られていた。

小倉碑文には「岩流(巖流)」、沼田家記には「小次郎」としか書かれてない。また、佐々木姓は浄瑠璃での設定が元と考えられる。 他にもそれらしき記録はあるものの、姓名が全て一致するものは一つもない。 日本一有名な剣豪である宮本武蔵の好敵手として、最も有名な「巌流島の男」の名は「わからない」というのが正解なのだ。