うろおぼえ剣豪道場 秘剣X

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「これは、死んだな——————。」

日本の剣術史に名を残す剣豪たちが、あなただけの必殺剣を披露する創作ボードゲーム 。

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前の剣豪へ 初伝・一文字、中伝・八文字、奥伝・十文字。原理不明の失われた「平」法の前に、全ての剣豪は静止する。寛永年間。二階堂流平法。『心の一方』松山主水(イラスト:ヨージク) 初伝・一文字、中伝・八文字、奥伝・十文字。原理不明の失われた「平」法の前に、全ての剣豪は静止する。寛永年間。二階堂流平法。『心の一方』松山主水(イラスト:ヨージク) 後の剣豪へ

剣豪特技 心の一方 [宣言1回] 他の剣豪1人が現在の場札からしか手札を獲得できなくする。

生没年 ?〜1635

愛刀 不明

好きなもの 珍しい酒

嫌いなもの 交通渋滞

柳生新陰流剣士として知られる熊本藩主・細川忠利のもう一人の剣術指南役。 掌を翳すだけで相手が一歩も動けなくなる「心の一方」という秘術を駆使し、藩内でも恐れられた。 驕慢な性格故にトラブルを起こし、それが元で病床に伏せていた所を襲われて死亡する。 弟子はいたが、その秘術は受け継がれなかった。

秘術こそ失われたが主水の指導力は確かだったようだ。秘かに主水の指導を受けた細川忠利は、元々の師である柳生宗矩から一本を取るまでになったという。 また、忠利は進取の気性の持ち主であり、日本初の国産ワイン製造を主導した人物でもある。

忠利とその父・忠興の不仲に巻き込まれたとされるがこの親子が不仲だったとする資料は主水に関するものしかない。 つい実在自体を疑いたくなるが、明治期に鉄道が敷設されるまでは墓が残ってた事が判っており、主水を暗殺した荘林十兵衛という人物の供養塔も現存している。